=================== 木の葉と豆電球 街路樹の彩りを顧みず、 果ての黄葉を踏んづけて歩く。 あざとい大都会の煌めきと、 手元に収まるライトだけ、 熱心に見つめて馬鹿かと思う。 かく言う私もソラマチの電飾に、 この目を奪われた訳ですが。 それはそうと電球に集る人々は、 日々の背景には盲目なのだろうか。 いっそのことその目ん玉を刳り抜いて、 モールで早まるクリスマスツリーの、 オーナメントにでもしてやろうか。 そうと決まれば、 まずは私の目ん玉から。 ===================
コメント