=================== 住処へ晴れるや (『住処の秋冬春夏』4/4 ) 拝みようのないシュールを待つ、 尖っては折れる葉月に見逃す、 夜明けを知らないスタッフパス。 分相応の合併症で一杯の住処に、 雲散を許さない浅ましい追懐。 その蕩尽を促すとはこれ如何に。 その蕩尽を促すとはこれ如何に。 疑いを誤魔化したツリーハウス。 裏切り塗れの葉月に手を貸す、 茹だる最上階に茫々たるランプ。 本来なら諦めの文言を唱えるが、 今生さらばを引き延ばす風歌。 忘却間近のまま住処へ晴れるや。 忘却間近のまま住処へ晴れるや。 ===================
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