184. 有為烏有

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有為烏有
ういうゆう


 心臓に心がないと心得たときから僕の感性は終わっていました。

 とはいえ、
 シャワーではらった主観的永訣えいけつには下水道の彼方でうまくやってほしい。

 これが真っ青な嘘であっても。

 それよか空論の領分において、
 優しさは因果の推論で、
 偽善は雑魚ざこの一つ覚え。


 十代をはやし立てる夢いっぱい感は十代の頃から大っ嫌いでした。

 とはいえ、
 結果はともかく今でも惜しいのはアレロックの副作用で聞き逃した話。

 それが真っ青な嘘であっても。

 それよか常用の領分において、
 心が居座れる最上階が、
 なかそらなのは真理的か。


 この夏は「私」もさることながら心做こころなしかわかい僕も強くなりました。

 数ヶ月のフレックスの賜物たまものです。

(転変に乗っかるのは楽じゃなかった)

 十中八九あの人の個性は誰かの薄皮の重ね着ですから。

 よぎって繕った有為烏有。

 救援を拒んだ検索結果は「ヘルプが利用可能」だとさ。

「いっそ無になる方が利他的な一手だ」

 数年を費やしてもこの程度です。

 みそっかすを忘れた心ない僕らが他人ひとの微力になんてなれるか馬鹿。


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