=================== 九月中旬、誘い、粉飾 ラグビーボールを1つなくして、 責任転嫁するチームメイト。 私が謝罪する運びとなり、 監督の下へ駆け寄った。 彼は怒号を飛ばすことなくして、 お気に入りの選手に激励を。 私は許される運びとなり、 副監督の機嫌も取った。 研究室に送致されて、 酸素マスク似の実験器具に、 発声するよう指示された。 緊張感が送信されて、 それでも物言わぬ研究員に、 同級生の面影が見られた。 彼らが主催している読書会の、 名簿には私の名前があって、 時間に余裕があったものだから、 狭い部屋で数人と談話した。 ある人が披露した自費出版の、 題には「國園」某とあって、 深い自己開示の返報は嫌だから、 15時前にそっと抜け出した。 各自の居場所に戻るべきとき、 靴を紛失したことに気づいた。 右往左往しているところに、 幼馴染みの助け舟が着いた。 何も語らない拳の中に、 第1ボタンと第2ボタン。 真意を質そうとした矢先、 ゲートボールの打球音。 ===================
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