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有為烏有
心臓に心がないと心得たときから僕の感性は終わっていました。
とはいえ、
シャワーで祓った主観的永訣には下水道の彼方でうまくやってほしい。
これが真っ青な嘘であっても。
それよか空論の領分において、
優しさは因果の推論で、
偽善は雑魚の一つ覚え。
十代を囃し立てる夢いっぱい感は十代の頃から大っ嫌いでした。
とはいえ、
結果はともかく今でも惜しいのはアレロックの副作用で聞き逃した話。
それが真っ青な嘘であっても。
それよか常用の領分において、
心が居座れる最上階が、
中つ空なのは真理的か。
この夏は「私」もさることながら心做しか稚い僕も強くなりました。
数ヶ月のフレックスの賜物です。
(転変に乗っかるのは楽じゃなかった)
十中八九あの人の個性は誰かの薄皮の重ね着ですから。
過って繕った有為烏有。
救援を拒んだ検索結果は「ヘルプが利用可能」だとさ。
「いっそ無になる方が利他的な一手だ」
数年を費やしてもこの程度です。
みそっかすを忘れた心ない僕らが他人の微力になんてなれるか馬鹿。
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