96. 久住呂ひろ

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久住呂くじゅうろひろ


 故郷になれなかった長崎の、

 書道を極めた母の家系の、
 武士の血がたぎ本姓ほんせいと、

 公務員だった父の家系の、
 通字とおりじを成す2本の線を、

 つなぎ合わせたら久住呂ひろ。


 アイコニックな創作漢字を、
 無料の素材と無料のアプリと、
 遊び心でえがき出したところ、
 イニシャルが踊り出した模様。


 それに合わせて羽撃はばたく私の、

 栄光を看取みとる私情の記録と、
 正常を気取る思考の処理場。


 毒牙の遺恨とアイデンティティ。

 僕がどう死のうとも残影に詩々しし。


 俺はもう時効と勝手に独り、
 病魔のイコンを磔刑たっけいに処し、

 自己顕示欲、今日も元気よく、
 ボキャブラリーの、無駄遣い。


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