=================== 双眼の抃舞 誰が読むんだ『瓦版』。 私が読むよ「ヤマボウシ」。 グライドしたのは鳥じゃない。 一目瞭然、カワラバト。 対向してくる自転車の、 あれはスポークと言うらしい。 輝く「車にやさしく」。 流れる「環境にやさしく」。 いつもの柴犬と目が合わない。 追根究底、一通らしい。 代わりに円らな幼子と、 眉毛も跳ねるアイコンタクト。 網羅性ゆえに割と疲れた。 装用の負荷は白璧の微瑕。 ロンリー上等、同時に踊ろう。 上往下往する利き中指は、 双眼の抃舞を囃し立てた。 ===================
コメント