=================== 春はアウトロ 俄然シュッとした鳩の群れ。 孑然ぼやっと敗者の着膨れ。 春0番のライブを待って、 雨に浮かれて行って帰って。 巡るか抉るか悩み敲いて、 何も出ないまま凶夢の断片。 腹をかっ開いた外来スパイダー。 無抵抗のアダンソンを捕食した。 許せなかったのに潰せなかった。 キャスターを滑らすだけなのに。 トリッキーな満月のせいにした。 ギルティなティッシュに茶立虫。 拱いて待てば湧き出るものと、 嘯いていたら泉が詰まった。 だからここからは起死回生の、 新しい管を張り巡らす番だ。 十代4年分もした割増切符で、 実力くらいなら発揮できるぜ。 八月の一編を温めること。 年末の二百編を志す逆睹。 百尺竿頭、春はアウトロ。 ==================
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